コンサルティングファームといっても対象領域、業界、規模、外資内資などの観点で大きく異なるため、 体系的に分類するのは難しいのですが、ここでは分かりやすさという観点から対象となる領域で分類しています。 なお、こちらに掲載した以外にも多くのファームが存在することをご承知置きください。

戦略コンサルティングファーム

主にグローバル展開をしている大企業に対し経営戦略、事業戦略、 新規事業の立案など戦略領域のコンサルティングに強みを持ってい る。少数精鋭でビジネスを展開しているため厳選採用を行っている 企業が多く、総じて入社のハードルが高い。規模は多くても250名 程度。

旧会計事務所系コンサルティングファーム

様々な業界の顧客に対して戦略、組織人事、会計、SCM、IT戦略、 アウトソーシングなど業務とITの両面からサポートをしている。 近年はERPなどのシステム系の案件の売上げが伸びており、 規模は1000名を超える企業も多い。

業務・ITコンサルティングファーム

特定の領域及び業務やITに関する高度な専門性を駆使して業務やITの 変革を支援している。総合ファームと比較すると規模は小さいが 独自のソリューションを持ち差別化を図っている。 大手コンサルティングファーム出身者が立ち上げた会社なども多い。

財務アドバイザリーコンサルティング

監査法人系列のコンサルティングファームで 財務デューデリジェンス、バリュエーションM&Aのストラクチャー、 財務リストラクチャリング、事業再生を得意としている。 近年は旧会計事務所系コンサルティングファーム同様のコンサルティング領域を強化しているのが特徴。

シンクタンクコンサルティングファーム

シンクタンク系というと経済調査、官公庁向けの研究活動などが 多いとの印象を受けるが、総合系ファーム同様に会計、SCM、 IT戦略、アウトソーシングなど一貫して業務改革やIT支援なども行っている。

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